2017.04.19 桜の季節のエトセトラ

TOLO PAN TOKYO

うす桃色の桜の花を見ると、なぜだか切なさと懐かしさのさざ波に心が揺れる。

記憶の奥のやわらかな部分を、繊細な翅でそっと撫でられたかのような感覚。

日本では、万葉の昔から梅や紅葉とともに歌に詠まれてきた桜。

桜の季節にまつわる思い出話は、誰もが何かしらお持ちなのではないかしら?

 

トロパン田中シェフにとっては、

桜 = 懐かしさ → おばあちゃまの思い出 → 和菓子・gaufreゴーフル

ここから誕生したのが

TOLO オリジナル季節限定 桜のあんぱん ¥210

 

”あんぱん” と聞いて普通頭に浮かぶのは、いわゆるアレですよね。

茶色っぽいドーム型で、てっぺんに白ゴマとかケシの実なんかがついてて、

生地はふかふかしてて、中には工夫を凝らしたあんこがずっしり入ってるやつ。

 

だから、TOLOの桜のあんぱんを初めて目にしたお客さん達が、

エッ?????ってなる気持ちわかります。

”これのどこが、、、、、 いったいどこに、、、、、”

 

はい、

TOLOの桜のあんぱんは、みごとにぺったんこなんですから。

直径15cmほどのぺったんこな円盤。

そうです、

田中シェフ懐かしのgaufre型なのですよ。

あんぱんという和の世界と、gaufreという洋の世界の融合型。

 

実はこれ、トロパン人気のあんぱん、モダアンの生地の変化型。

モダアンといえば、こちらも形がユニークならば、バターたっぷりのブリオッッシュ生地が超個性的。

焼きたてのモダアンは、バターのリッチな香りに包まれ、トングでつかむのが申し訳ないくらいふるふるとやわらかです。

桜のあんぱんは、このブリオッシュ生地を、天板にギュイーーーッと押し付けて焼いてあります。

すると、

焼きあがったあんぱんはgaufre状に押しのばされて、生地もカリカリとしています。

同じ生地なのに、形が違うと、食感がぜーーーんぜん変わるっていうのが面白いわね。

さて、

gaufreにはクリームがサンドしてあるけど、桜のあんぱんには?

ほんのり塩気の効いた、うす桃色の桜あんが忍ばせてあります。

 

丁寧に淹れた煎茶と合わせるのももちろんいいけども、

あたしのお気に入りは、お隣のTOLO SAND HAUSで入れてもらったスパイシーなサングリアに浸して食べるやつ。

そんな下品な、、、と思われちゃうかもだけど、ありですよ^^

 

さてさて今年も終売間近です。

散りゆく桜の花びらを愛でつつ、カリッっと、桜のあんぱんいかがです?

 

青空に向かってPEACE!